こんばんは。
先日イノシシ解体を手伝わせてもらったんで、それについて書いてきますー
イノシシ解体
溝に落ちてしまったかわいそうなイノシシさん
田舎フリーランス養成講座にて、イノシシの解体を手伝わせていただきました。
たまたまですが、事故で死んだイノシシをさばく機会に立ち合わせてもらいました。
正確にはイノシシの解体のお手伝いプラス見学ってところなんですが、勉強になりました。
田舎フリーランス養成講座ではこういうワークショップ(偶然ですが)もあるので、気になる人は是非参加してみてくださいねー。
解体作業
事故で死んでしまったイノシシなので、発見したときには事故から1日程度経過していたようです。
気温が低いこと、溝に水没していたことから保存状態はそんなに悪くなかったんですが、脂肪の上に血の塊のようなものがついてしまっていました。
罠などでとらえたイノシシで、死んだすぐ後に血抜きをした場合、こういうことはないようです。
解体作業の流れは
水洗い
1. かわをはぐ
2. 4足をひざ下から切り落とす
3. 内臓を取り出す、中を水洗い(本来は皮を剥ぐより内臓を先に取り出すようです)
4. 肉を上中下のパーツに切り分ける
5. それぞれのパーツをさらに解体していく
このあたりの画像は参考になるんですが、google様にグロ画像と判断されそうなので↓のリンク先においてあります。
って感じですかね。かなり大雑把ですが。。。
2と3は逆だったかもですし、足りない工程とかありそうです。。。
仕事柄魚をさばくのは結構やるんですが、イノシシ解体も似たところはありました。
違うところとしては、身を結構傷つけてもいいってところでしたね。
特に脂肪の分厚いところは傷つけても後からなでればならすことができます。
魚で刺身を作る場合だと皮を剥ぐ時に身を傷つけちゃうと商品にできなくなっちゃいます。
その感覚で丁寧に丁寧にイノシシの皮を剥いでるとむっちゃ時間かかっちゃいます。
ただでさえでかい体なんで少々雑でもいいから早く終わらせることも大事みたいですねー。(商品価値ないから素早さ重視だっただけの可能性も?)
大量の猪肉
今回一頭のメスイノシシから40kgくらいのお肉を取ることができました。
だいたい食べられる部分の倍くらいで全体になるみたいなんで、80kgくらいのイノシシだったってことですね。
40kgの猪肉て。。。
その日食べきれない分はなんとか冷凍しましたが、結構な量でした。
ボタン鍋うまー
で、その日の夜は牡丹鍋と相成りました。
やっぱり野生で生きてると筋肉が発達していますね。
お肉は固めで、ちょっと生臭かったですが、美味しかったですよ!
というか、こういう野生の生き物を食べると、普段食べている養殖の豚なんかがどれだけ品質改良されているかわかりますね。
人間の英知を実感するとともに、野生のイノシシも全然食べられるし、これを食べながら生きてくことも全然可能だなと思いました。(現時点では捕まえて加工するのは誰かの助けが必要ですが。。。)
こういう経験をすると色々視野が開けていいですね!
あんまり経験できないことなんで、単純に楽しかったです。
それじゃー
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