↑体育館。半屋外だけど結構綺麗でしょ?
こんにちは。ぐへぐへ(@guhe46)です。
今日は体育の日にちなんでスポーツフェスティバルの話題ですね!
海外でも10月9日は体育の日だったんですね〜(という訳でもなく、たまたま日本の体育の日にスポーツフェスが開かれていただけのよう)
フィリピンの大学のスポーツフェスティバルとは
フィリピンの大学のスポーツフェスティバルっていうのは、簡単にいうと運動会ですね
でもまあ日本の学校の運動会と違うのは、みんなむっちゃやる気があるところです。
ぼくも最初は全然期待していなかったんですが、普通日本の学校の運動会って大体1日でおわるじゃないですか。でもフィリピンのは違う。
準備含めて2、3日やってる。
しかもいつ始まるか情報がない。
そしていつ終わるかもわからない。
もうね。すごい不安。この運動会のせいで、ぼくが入学してからまだ金曜の授業は1回も受けてないからね(入学から2週間経過)
まあこんな感じでむっちゃ適当なのにむっちゃやる気入ってるのがフィリピンの運動会。
もう着いて行くだけでも結構大変だよね。これ。
エリミネーション(予選)とは?
そんななかで、ぼくはたまたま経験が少しあったので、バスケの試合にでることになったわけですよ。
しょうじきこの時は、まだこんなに気合い入ったものだとおもってなかったから、まあ適当にちょろっとゲーム1本やって終わりかなくらいに思ってたら、
なんか予選があるっていうんですよ。
え?大学の運動会で予選あるの?しかも予選の前にトライアウトがあるって?さらに全部違う日に?
めんどくさすぎるでしょ・・・。(全ての時間、場所をみんな把握してなくて、直前に知らされる。某公務員の仕事もこんなだったな)
しかもユニフォームは買取る必要がある。
しかも1500円くらい。フィリピンペソで800ぺそ。高くね?
まあそれでも最初先生から「学部からメンバーを出したいから経験があるなら出場してほしい」って言われてたから、半分楽しみ、半分仕方なくも「出場しなきゃ」と思ってたんだよね。
それでまあトライアウトは顔合わせみたいな感じでやって、なんとかおわったよね。(とくに技術が評価されるっていう感じではなかった)
で、翌日エリミネーション。日本語で予選ね。
この日、コーチが11時にミーティングやるっていってたわけですよ。
で、コーチ現れたの12:30ね。
遅くね?
いや、すごく遅いよね。
いろいろあったミーティング
まあコーチの遅刻については誰も触れずに普通にミーティングがはじまったんだけど、アレックス?アーノルド?みたいな名前のやつが話聞いてないんですよ。
まあ英語とタガログ混ざっちゃってて半分くらい何言ってるかわかんないんだけど(アレックス(仮)も留学生)、監督も心配そうにしてる。
ぼく思ってたわけですよ。(ほら、ちゃんと監督の言うこと聞かないと困るぞ)ってね。
で、ミーティングが終わったから、まあ、アレックス(仮)と話してみると、アレックスこういうの。
「オレはソロモン諸島から来たんだ。」
で、ぼくはこう思ったわけですね。(あ〜ソロモン諸島かあ。バスケなんて人気もなさそうだし、あんまりやったことないけど、とりあえずできそうなスポーツを選んだのかな?)ってね。
でもね、そのあとそいつったらこう言うの。
「オレはソロモンのリプリゼンテイティブ(代表)だから」
は?
いやいやいや、そういう空気だしてよ。そんなオーラ出してなかったじゃん。なんなら「バスケなんて全然わかりません」空気出してたじゃん?変化系?
しかも彼ったら着替えだしたらガチのバスケの装備なのね。綺麗なボールまで持って来てるの。装備はこう言うやつ↓
こっちときたら「昨日ショッピングモールで買って来ました。」って装備だからね。
赤いシャツ
それでまあその後、3時間くらい待たされて、やっとエリミネーションが始まったわけですよ。
いや、厳密には始まる前ですね。
ここで重大な事件が起きました。
いや、特に重大でもないんだけど、なんかね、まわりの人たちが赤いシャツ着てるんですよ。赤いシャツ。
これ、どういうことかなーとか思ってたらですね、コーチが来てこう言うの。
「赤いシャツは?」
「いや、持って来てないですよ?」
「昨日言ったじゃないか。こっちのチームカラーが赤なんだ。」
「いやいや、聞いてないですよ」
「いやいやいや、言ったはずだ、ロナルドにもリマインドするように言った」
まずぼくはロナルド(?)が誰か知らないです。そして、当然ながらロナルドと話した記憶はないです。
まあ聞きのがしたにせよ、言い忘れたにせよ、そこにぼくが着用するための赤いシャツは存在してないわけですよ。
で、ぼく困っちゃって、監督にどうしたらいいか聞いたら、
「だれか仲のいいやつが予備をもってないか聞いてみなさい」
「そうします」ってなったわけです。
でもね、まあ昨日はじめてトライアウトで出会ったメンバーの皆さん。
絆もなにもあったもんじゃない。
数人に聞いてみたんですが、やっぱり誰も貸してくれない。
まあこの時点で若干「もういいんじゃないか?」って気はしてたんですけど、
それでもまあ一応またコーチに聞いてみたら、
コーチが「お前たち、誰か予備のシャツを持ってるんだろ?ぐへぐへに貸してやってくれないか?」
って聞いてくれたんですよ。
うん。
すごく恥ずかしい。
しかも、皆さん困ったような顔してるんです。
痛いくらいの沈黙、哀れみの視線。
しばらくたってぼくは言ってしまいました。
「大丈夫。大丈夫です。大丈夫だから。」
果たして何が大丈夫なのかは自分でも全くわかっていなかったんですが、そういってぼくはその場を後にしたのでした。
担当の女性職員との話
それでまあ、そのあと帰る際に、運動会の担当の女性職員とあったんですね。
この人は運動会の事務手続きを色々したりしていて、選手登録をする際にお世話になりました。
職員「あら、どこに行くの?」
ぼく「あ、これから帰るんです。あと、チームもやめたいんですけど・・・。」
正直こうなってしまっては予選が終わって、本番で試合に出させてもらっても中途半端すぎるし、という感じで、申し訳ないけどやめさせてほしいという旨を伝えます。
担当の女性はかなり驚いたような感じで「どうしてやめたいの?」と聞くので、こう答えてしまいました。
「I want to study.(私は勉強がしたい。)」
この言葉に「・・・そう。なら仕方ないわね。」と言われました。
まさか、中学の英語の教科書で出て来るようなセリフをマジメにいう日が来るとは思ってもいませんでした。
まあ自分の口から出た本心なので問題ないでしょう!
フィリピンの大学に留学したい(バスケをやっている)高校生とかへ
フィリピンではバスケがむっちゃ盛んなので、学生バスケのレベルも高いです。
どこ行っても結構な確率でリングがあるので、バスケやっている人には、かなりオススメですねえ。
ぼくは勉強が目的で今回フィリピンに来たので、バスケをやっている時間はあまりないのですが、進路に迷ってる学生さんがいたら、フィリピンも選択肢のひとつになりそうですね。
あとは、大学生で休学して勉強しにくるのもありかな?
学費は安いし、生徒の受け入れもフレキシブルなので、この決まった期間だけ受け入れてもらえませんか?とかっていうのも、いい経験になると思います。
まとめ
まあメンバーははじめから十二分に足りていたし、(他の学部のメンバーだけど)上手な人も多そうだから大丈夫だったことでしょう!
というかタイトルとまただいぶ違った内容になってしまいましたが、他は日本の学校とあまりかわらないような演技(各学年のダンスとか)とか試合(バレーボール、フットサルetc)とかが続きます。
あ、うちの学校は中学高校大学が併設されているのでやっぱり規模は大きかったみたいですね!
今日はこんな感じでまた明日〜
2017/10/19追記
後日このコーチには学内で再開する機会がありました。
コーチ「やあ!この前はどうしたんだい?突然帰っちゃって」
ぼく「いやあちょっと・・・。」
ぼくが口ごもっていると、コーチはこう言いました。
コーチ「まあいいさ。
There’s always next time.
(いつだって次があるさ)」
なんとなくいい感じに落ち着いたかもしれない。
さらに追記
このコーチ、見た目的に30,40歳はすぎているように見えましたが、
まだ学生でした。
年齢についてはまだ聞けてないのですが、自分より若い可能性も・・・あるのか?
以下の記事もオススメですよ^ω^
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