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実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。を読みました

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実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。を読んだよ!!

3連休で時間があったので、何か良い本(or漫画)はないかなーっと思って調べてたら、見つかりました!

『実録_泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』という漫画です。

kindle unlimitedで1巻が無料だよ!ぜひ読んでみてね〜

あらすじ・感想

いわゆるSM趣味のMの女性の方のお話です。
初めてのSMプレイ(ボコボコにされる😭)、性自認や自らの性嗜好に対する葛藤、それまで持ったことのない『恋愛感情』を経験したエッセイ的な漫画です。

この手の作品(っていうと偏見が入ってしまうのだけど・・・)にありがちな「かわいそうな私・・・」感がなく、さっぱりした感じがよかったです。

ある程度常識的な視点から語っているので、こういう性嗜好を理解できないひとにもオススメできると思いましたね!

ゲイの人にむけて

ゲイの人だけでなく、いろんなマイノリティの人にお勧めできるかと思います。

自分の性自認になやんでいるひとや、SM的な性嗜好を持っている人は特に共感しやすいかと・・・!

また、エッチな感じよりかは、自分の性欲(SM的な嗜好)に振り回されている『悩み』とそれにどうやって向き合っているかが前面に押し出されているので、

自分の性嗜好に振り回されがちで悩む〜、、、という人は特に共感できるかと思います!瞑想とか!(これは後日談かな?)

後日談

その後、というかペス山さんが単行本で描けなかった思いが後日談のような形で掲載されています。 (まだ単行本を読んでない人は読まないほうが吉です!)

なにか表現するときに、「ここからここまではいいよね」とか「ここからここはちょっと形を変えたほうが・・・」とか色々考えることってありますよね・・・

この後日談では、そういう部分が描かれています。

くらげバンチ
実録 泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。 - ペス山ポピー / 番外編(前編) | くらげバンチ 暴力を受けることでしか興奮できない被虐趣味を持つ私。 ある日、人に言えない欲望を自分の中に溜め続けた日々に限界が訪れた――。 「生まれてはじめて泣くまで殴られた。そ...

本編よりくるものがあった

後日談って本編のおまけ程度の扱われ方が多いかと思うんですが、この後日談は、本編にぴたっとおさまっているというか、本編に足りなかった箇所を補完しているような気がしました。

初恋の相手からの不当な扱いについてとか、カミングアウトについてとかとか・・・。

カミングアウトの際の『どうせ女だし』というセリフについても、思わされるところがありました。

こういうセリフは、女性が自分で言ってしまうと、自分を卑下するだけでなく、他の親しい人や、家族まで、もしかすると卑下することになってるんですよね。

これはゲイを含む、いわゆる『立場の弱い』ひと全般に言えることかと思っていて、 自分を卑下するっていうことは簡単にやっちゃいけないな〜と思いました

他にもお母さんへのカミングアウトなど、性的マイノリティのゲイとしては結構共感できる部分が描かれています。(自分的には、やはりこの場面が一番ウッ…ときました。。。)

どうでもいいこと

少し余裕ができたので、久しぶりにブログを書いてみました。読んだものの感想を書くことで理解が深まりますね〜。

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